はしがき
例年成人の日の午後、福崎町東田原の神積寺にて、修正会の行事が行われます。薬師如来様の化身である山の神が,日光菩薩様の化身である赤鬼(不動明王の化身とも,毘沙門天の化身とも言われています)と、月光菩薩様の化身である青鬼(文殊菩薩の化身とも言われています)を従えて,境内を舞い踊り,駆け回りながら、旧年の厄を正していき、迎えた新年の吉祥を祈願する行事だそうです。
ごめんなさい。難しいことは勉強不足ですが、この地域で生まれ育ったものなら、こどもの頃に必ず足を運んだ行事の一つの、「鬼追い」と呼ばれて親しまれて来た行事です。なんでも鎌倉時代から続く行事だそうです。
山の神が、赤鬼、青鬼を従えて、舞い踊りますが、この時に鬼たちが手にしていた檜明(たいまつ)は厄よけ、魔よけのお守りとして持ち帰るといいと言われていますので、燃え尽きて短くなった檜明が、鬼の手から放り投げられるのを待って、見物の人たちが火のついたその檜明を奪い合うシーンも見られます。
今年1年の健康と安全を祈願して、皆様も足を運んでくださいね。
ここ神積寺は、田原文殊もまつってあるお寺です。本堂の薬師如来様に向かって左隣に座っておられます仏様です。文殊さんの知恵も授かって帰ってくださいね。
※※ 注意とお願い ※※ このあとの案内タイトルの時刻は、だいたいの目安ですが、厳密に決まった時刻ではありませんので、余裕をもって、出かけてくださいね。 
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