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2005年 祭を待ちわびて ≫

もうすぐやね! 祭

 練習用の太鼓台で、学校の音楽の大太鼓よりももっと大きな太鼓に、力一杯のバイを降り降ろします。
 本当の太鼓をたたくには人数が限られるので、タイヤで練習します。
 このタイヤでパシッといい音が出るようなリストの効いたたたき方ができれば、大太鼓もいい音が出せるよ。

 屋台の運行責任者の木方さんから、指導を受けています。しっかりと歌を大きな声で歌って、しっかりと太鼓を大きな音でたたいて。歌が合えば、太鼓も4人がそろってたたくことができるようになるから。
 そしたら、担いでいるおとな達の声も太鼓にそろってきて、みんなが一つになれるから。

 さあ、しっかりがんばろう!。



 この地域では、小学校中、高学年から中学1年生が乗り子になります。
 屋台進行に大切な音頭取りになる太鼓ですから、練習にも熱が入ります。声がれの子、手にまめをこさえてしまった子、みんな一生懸命です。
 熱をいれすぎて体調を崩さないように、元気に本番を迎えよう!。

祭り1週間前の肩合わせ

 屋台練りの練習である「肩合わせ」が、祭り1週間前に行われます。今日のところは、屋根の部分だけ飾り付けが終わった状態ですが、このあと地区内で屋台を進める難所となる高速道路の高架下で高さの確認を行います。  先に屋台に太鼓を据え付けます。太鼓は、屋台を持ち上げて泥台の下から中に入れます。


 このあと、お宮の境内で屋台を差し上げたり、肩へおろしたりするタイミングをあわす練習をしました。得にあげる瞬間、おろす瞬間のタイミング、バランスが崩れると大怪我の素となるので、慎重に屋台を操作しなければいけません。

 私もその練習に加わりましたので、写真はありません。
 すいません。
 太鼓を引き上げて、落ちないように四本柱に太鼓の縄を固く縛り付けます。

 こども達も太鼓の音に引き付けられて、本番さながらに屋台を追って歩きます。
 やっぱり、こどもたちに楽しくワクワクする思い出を作ってあげないと、この子達がおとなになった時に集まりが悪くなって、祭の存続が危ぶまれるような事になっては困るもんね。

 こどもたちがうれしい笑顔で付いてきてくれると、こちらも気持ちよくなれるのです。

 屋根に上がって、中央の綱を押し下げて、ぎりぎりの高さです。  うまく屋台は通り抜けそうです。

 今日の乗り子役は高校1年生ペアでした。肩合わせながら、いろいろな世代の人が集まってくださいました。総勢40名ていどでしたので、長時間の屋台練りは無理でしたが、それでも息のあったところで、今日の肩合わせはおわりました。

 本番まであと1週間です。本番にはもっとたくさんの方に集まっていただいて、もっと、もっとみんなで盛り上がりたいですね。みなさん、宵宮、本宮とも祭り当日の屋台の運行にご協力を、よろしくお願いいたします。

祭りまで、あと二日





 梵天の龍もしっかりと取り付けられました。  幕もはられ、伊達綱が巻かれました。明日は雨になりそうなので、今夜のうちに公民館から幕、ちょうちん、伊達綱が運ばれて来て、飾り付けられました。

 本格的な練習は今夜が最後です。明日はいよいよ屋台の中での最終調整です。いつもの練習以上に大きな声を出さないと、幕の外へは聞こえないぞ。
 そして、祭を待つばかり。あとは風邪などひかないように。
 拝殿の幕もはられました。もうすぐ、もうすぐ。

 今年は、懐かしいものが復活しました。

 乗り子の荷物や、飲み物を運ぶリヤカーです。順番待ちの乗り子たちが屋台のうしろから引っ張っていきます。

 私が乗り子だったころは当然のように任されていた役割だったのですが、ここ数年は軽トラックで青年団のレディースが代役を勤めていてくれました。

 それにしても、電飾付きのハイテク(?)リヤーカーです。さすがに、ナビゲーターは付いていないようですが。

さあ、明日や!

 あと一晩。明日の祭に向けた、祭談義に花が咲きました。

 村役さんも若衆にお酒をつぎながら激励して下さっています。みんな、ばっちし応えていくで。  梵天の龍も祭を明日に控えて、気合いをはいてるで。



 まあ、飲め、飲め。祭に欠かせない顔ってもんがある。私もこいつに、気持ちようのせられっぱなしですわ。

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